• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

X線の抗腫瘍効果に占める腫瘍血管損傷の寄与の硼素中性子捕獲反応を用いた定量的解析

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K08134
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関大阪医科薬科大学

研究代表者

小野 公二  大阪医科薬科大学, BNCT共同臨床研究所, 所長 (90122407)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードBNCT / 腫瘍細胞選択的殺細胞効果 / 硼素化合物 / BPA / BSH / 悪性脳腫瘍
研究成果の概要

硼素中性子捕捉療法(BNCT)は腫瘍細胞選択的な殺細胞効果が期待されるが、抗腫瘍効果には加えて腫瘍細胞の増殖を支える血管系の損傷の寄与も大きいはずである。X線治療は効果に腫瘍細胞選択性がないので血管損傷の寄与も大きいと見なされている。研究ではBNCT基礎研究や臨床研究のデータを再解析した結果、腫瘍の治癒を得るに必要な細胞数の推定が直接的殺細胞効果で正確に行えることが分った。亦、膠芽腫のBNCTの結果の解析からも、直接的殺細胞効果で成績を合理的に説明できることが明らかになった。

自由記述の分野

医学(放射線科学)

研究成果の学術的意義や社会的意義

BNCTの特性である抗腫瘍効果の腫瘍細胞選択的特徴が明らかになった。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi