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2020 年度 実施状況報告書

下肢動脈カルシウムスコアとPAD治療予後に関する前向きコホート研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K08159
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

吉川 公彦  奈良県立医科大学, 医学部, 副学長 (10161506)

研究分担者 大林 賢史  奈良県立医科大学, 医学部, 特任准教授 (30596656)
市橋 成夫  奈良県立医科大学, 医学部, 学内講師 (60597102)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード下肢閉塞性動脈硬化症 / カルシウムスコア / CT
研究実績の概要

下肢閉塞性動脈硬化症 (PAD: peripheral arterial disease) の罹患率は増加の一途を辿っており治療件数も増加している。冠動脈カルシウムスコアは虚血性心疾患に対するPCI (percutaneous coronary intervention)の治療予後の予測因子となることが多くの研究で明らかになっているが、下肢動脈カルシウムスコアとPAD治療予後の関連は十分検討されていない。治療前の腹部-下肢CT画像から下肢動脈カルシウムスコアを算出し、ステント開存率・下肢切断率などのPAD治療予
後 (短期-中期予後) との関連を前向きコホート研究として検討する。本学でこれまでに1200例の治療前腹部-下肢動脈CT画像とPAD治療予後のデータセットを有しており、後ろ向きコホート研究として関連を検討中である。これまで200例のCTデータから下肢動脈カルシウムスコアを後ろ向きに算出した。前向きデータセットも継続して蓄積していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

COVID肺炎の影響で、日常業務量増加による研究時間の圧迫、データ抽出補助、管理の補助事務員雇用が大幅に遅れたため。

今後の研究の推進方策

補助業務員と大学院生によるデータ収集を加速させ、データセットを完成、論文執筆を行う。

次年度使用額が生じた理由

補助事務員の雇用遅延のため

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Changes in Skin Perfusion Pressure After Endovascular Treatment for Chronic Limb-Threatening Ischemia.2021

    • 著者名/発表者名
      Ichihashi S, Takahara M, Fujimura N, Shibata T, Fujii M, Kato T, Tsubakimoto Y, Iwakoshi S, Obayashi K, Kichikawa K.
    • 雑誌名

      J Endovasc Ther.

      巻: 28 ページ: 208-214

    • DOI

      10.1177/1526602820963932.

    • 査読あり

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公開日: 2021-12-27  

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