腎動脈外からラジオ波(RFA)で交感神経徐神経術を行う実験を行った。 安全性は、腎n=14に対し、1側の穿刺で出血が認められた(1/14(7%))。3個(3/14 (21%))の右腎に水腎症が認められた。術前と1か月後には有意なクレアチニンの低下(p=0.02)が認められた。経過中腎梗塞を疑う像は認めなかった。また最終3か月時の血管造影で血管の狭窄像は14本ともに認めなかった。効果はノルアドレナリンは、術前と比較し3か月後に有意な低下を認めたp=0.03)。血圧は1か月、3か月と有意な低下を認めた(それぞれp<0.03)。 RFAによる腎交感神経除神経術の有効性・安全性を示唆するにとどまった。
|