オリジナル分子から派生した分子における結合可能性について検討を進め、各種原子間相互作用を保持しつつ置換を検討し、候補分子群を探索できるシステムを確立した。 その後、水溶液中での安定構造について解析を進め、安定構造から分子を設計するとともに、結合状態への変化を解析する系を確立することを目指し、特に水溶液中での安定構造について解析を行うことができた。この安定構造をもとに各種変異体設計を行うことが可能となったこと、それを用いたin vivoでの効果発現研究を進めることができる基盤を確立したことがが本研究の主な成果の一つであると考えられた。
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