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2022 年度 研究成果報告書

コモン・マーモセットモデルを用いた低酸素・虚血負荷に対する薬物治療の有用性の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 19K08305
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

亀井 良政  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (00251265)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード周産期 / 低酸素 / 霊長類モデル / オリゴデンドロサイト / ミクログリア / 脳室周囲白質軟化症
研究成果の概要

周産期領域では早産児は6%程度で推移し、依然として発達障害の主要な成因となっている。周産期における低酸素・虚血状態や炎症との関連が示唆されている。オリゴデンドロサイトの発生や機能抑制が深く関与していることが示唆されるようになってる。
本研究では、周産期霊長類マーモセット新生仔に低酸素濃度チャンバーを用いた負荷による大脳脳室周囲白質における免疫組織染色を実施し、低酸素誘導群ではオリゴデンドロサイトの抑制傾向と、ミクログリア細胞の分化を示唆する所見が得られた。

自由記述の分野

胎児・新生児医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の結果より、低酸素リスクの高い新生児では、低酸素状態により脳室周囲組織のオリゴデンドロサイトの発生抑制と炎症細胞であるミクログリアの分化が原因として存在することが明らかとなった。
今後、本研究の成果を元に、これらオリゴデンドロサイトの誘導ならびにマイクログリア活性化の抑制に向けた生直後からの新規薬物療法の開発を行いたい。

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公開日: 2024-01-30  

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