研究課題/領域番号 |
19K08537
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
杉本 匡史 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (00818122)
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研究分担者 |
土肥 薫 三重大学, 医学系研究科, 教授 (50422837)
杉浦 英美喜 三重大学, 医学部附属病院, 助教 (90763706)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 運動負荷試験 / 心エコー図検査 / 左房機能 / 右室機能 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は運動負荷心エコーを用いて運動時右室-肺動脈カップリングと左心房機能との関連を明らかにし,予後との関連を明らかにすることである.2019年度上旬は予定通り患者を組入れたが,新型コロナウイルス感染症により研究の中断を余儀なくされた.患者の運動時にウイルスの拡散が懸念された点、院内の感染症対策の方針から運動負荷試験が中止となった点,などにより2020年から2022年にかけて患者の組み入れをほとんど行うことができなかった.少ない症例数で予備解析を行い,追加画像解析により運動時右室-肺動脈カップリングと左心房機能との関連を解明できないか検討したが,明確な結論を出すには至らなかった.
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自由記述の分野 |
循環器内科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は労作時の息切れに関する病態生理を解明するために非常に重要な研究であり,今後もその発展が期待される分野である.新型コロナウイルス感染症の世界的流行による研究の中断については予見可能性の極めて低い事象であり,これを回避することは困難であった.コロナウイルス感染症への対策を十分に行い,今後も継続して本研究を進めていくことで研究成果を社会に還元できると考えている.
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