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2023 年度 研究成果報告書

神経幹細胞未分化性維持因子を標的とした肺小細胞癌治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K08604
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53030:呼吸器内科学関連
研究機関熊本大学

研究代表者

喜多 加納子  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (30457600)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード抗癌剤 / 高悪性度癌 / 中分子IT創薬 / モダリティー
研究成果の概要

SMF1は先行研究により神経幹細胞において高い発現を示し、リン酸化が亢進していたが、同様に小細胞癌のヒト臨床病理検体を用いた免疫組織染色においてもSMF1の極めて高い発現とリン酸化の亢進が認められた。特にヒト臨床病理検体の数を増やして組織染色を実施したが、全ての臨床検体でSMF1の発現が認められた。本課題にて、SMF1が癌の悪性度に関わっていることを明らかにし、肺小細胞癌におけるSMF1の発現を抑制することで、腫瘍が縮小することを明らかにした。この発見で、アメリカ、日本、フランス、イギリス、ドイツ、スイスで特許を取得出来た。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本課題にて、SMF1が癌の悪性度に関わっていることを明らかにし、肺小細胞癌におけるSMF1の発現を抑制することで、腫瘍が縮小することを明らかにした。この発見で、アメリカ、日本、フランス、イギリス、ドイツ、スイスで特許を取得出来た。SMF1を抑制することの出来る化合物を開発することで、これを腫瘍に投与すると、腫瘍を抑制することが出来るので、これまでになかった抗癌剤を世に出すことが出来るので、社会的意義も大きい。

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公開日: 2025-01-30  

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