研究課題/領域番号 |
19K08633
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53030:呼吸器内科学関連
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研究機関 | 兵庫医科大学 (2022-2023) 兵庫医療大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
田端 千春 兵庫医科大学, 薬学部, 教授 (90432393)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 中皮腫 / カルパイン / サイトカイン / 間質性肺炎 / 肺がん |
研究成果の概要 |
研究代表者は以前、カルシウム依存性細胞内プロテアーゼであるカルパインを抑制することで間質性肺炎・肺線維症の進行を抑制することを報告した。それらの研究成果を、肺線維芽細胞と同様の間葉系細胞である中皮細胞の形質転換で発症する悪性中皮腫に応用し、カルパインによる悪性中皮腫細胞の増殖、細胞遊走及びアポトーシスに関する影響を詳細に解明するための基礎研究を現在遂行した結果、Angiopoietin1/Tie2 Systemを介した中皮腫細胞増殖抑制効果を実証した。
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自由記述の分野 |
呼吸器内科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、悪性中皮腫に対しては、世界的にもシスプラチン、ペメトレキセドと免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ(一般名:ニボルマブ)」以外の有効な抗がん剤に乏しく、また手術や放射線治療は治療抵抗性であるため、臨床上中皮腫の治療は非常に難渋している。そのため新規の抗がん剤の開発研究はわが国だけでなく世界的にも意義ある研究成果である。
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