IL-38は喘息患者ではIL-38は炎症を誘導するサイトカインであることが示唆された。IL-38はマウス坦がん(tumor bearing)モデルで CD8(+) tumor-infiltrating lymphocyteを抑制してがんを増殖することを報告した。潰瘍性大腸炎(UC)の活動型粘膜にIL-38 mRNA と蛋白が強発現していた。一方、クローン病ではIL-38はほとんど発現していなかった。Dextran sulfate sodium(DSS)で誘導したマウスIBDモデルでIL-38はIL-36が誘導する炎症を抑制した。
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