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2021 年度 研究成果報告書

移植時生検を用いたドナーの腎予後予測~超解像度顕微鏡を用いた病理学的因子の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 19K08678
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53040:腎臓内科学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

難波 倫子  大阪大学, 医学系研究科, 特任助教(常勤) (30734420)

研究分担者 猪阪 善隆  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (00379166)
野々村 祝夫  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (30263263)
高畠 義嗣  大阪大学, 医学系研究科, 講師 (30403075)
今村 亮一  大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (40456976)
濱野 高行  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (50403077)
松井 功  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (60456986)
加藤 大悟  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (70648021)
阿部 豊文  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90750894)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード腎移植 / 生体腎ドナー / 腎予後 / eGFR低下率 / 末期腎不全
研究成果の概要

2010~2016年の生体腎移植ドナー195名を対象としたコホートで、アウトカムをCKD 3b到達とし、多変量ロジスティック解析でアウトカムに関与する臨床的因子を求めた。ROC曲線で感度・特異度の高い腎提供後30日目のeGFR低下率を求め、この指標が補正後もアウトカムを予測するかCox回帰で検証した。これらの解析の結果、腎提供後30日後のドナーeGFR低下率は長期の腎機能予測因子となり得ることを明らかとした。

自由記述の分野

腎移植

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で得られた結果は、腎不全に至るリスクのあるドナーを腎提供直後に予測することが可能となり、以降のドナーのフォローを行う上で、診察間隔や腎不全のリスクに対する管理など臨床的に実際的な情報を与えるという点で、非常に有用な結果であったと考える。また、eGFRという日常的に測定するデータを用いた予測であることから、簡便で実用的であるともいえる。

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公開日: 2023-01-30  

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