研究課題
基盤研究(C)
2023年11月までの研究登録者数は1227人であり、UAEの中央値は9.4mg/g.creであった。UAE≧30mg/g.creであったのは58人(4.7%)であった。多変量logistic回帰分析では微量アルブミン尿のリスク因子は母親の妊娠前のBMI高値(OR1.14;95%CI, 1.07-1.21)と有意な関連を認めた。3歳児の微量アルブミン尿の発症に母親の妊娠前の肥満が関与している可能性が示唆された。
腎臓内科学
本研究では、3歳児における尿中アルブミン排泄の増加に母体環境(特に肥満)が関与していることが明らかになった。今後、産科や小児科などと連携しながら胎児期からのCKD予防につなげていきたい。