研究成果の概要 |
本研究により、慢性炎症の一端を担うmyeloid-related protein 8(MRP8)が骨髄由来細胞のキャラクターに影響することで、糸球体腎炎(正確には抗GBM腎炎モデル)の進展に重要であることが明らかとなった(Hata Y, Kuwabara T. Sci Rep 2020)。さらに高リン血症を呈する末期腎不全維持透析患者においては、血中MRP8濃度が生命予後と有意に関連することを見出した(Kanki T, Kuwabara T. BMC Nephrol 2020)。
|