| 研究課題/領域番号 |
19K08779
|
|---|
| 研究機関 | 札幌医科大学 |
|---|
研究代表者 |
加藤 潤史 札幌医科大学, 医学部, 助教 (00464488)
|
|---|
| 研究分担者 |
亀倉 隆太 札幌医科大学, 医学部, 講師 (70404697)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
| キーワード | 濾胞性ヘルパーT細胞 / バイオマーカー / 抗PD-1抗体 / CD4+細胞 |
|---|
| 研究実績の概要 |
本研究の目的は抗PD-1抗体とCD4+細胞サブセット、特に濾胞性ヘルパーT細胞にどのような影響を与えているのかを明らかにすることである。
本年の目標は症例数を集めて検討症例を増やすことである。現在のところ抗PD-1抗体投与によるCD4+細胞の活性化が観察されている症例がある。その中でいくつかは奏効症例において、CD4+細胞の活性化が強く観察され、CD4+細胞の分画が治療効果予測のバイオマーカーとなる可能性が示唆される。奏効症例におけるバイオマーカーとなるかは症例数を増やして引き続き検討中である。しかし、本年度は副作用を生じた症例を解析ができておらず、副作用との関連については引き続き症例検討が必要である。
|
| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
解析症例の中に副作用を生じた症例がおらず副作用との関連については解析ができていない。
|
| 今後の研究の推進方策 |
症例数を増やして、治療効果との関連性、免疫学的副作用（皮疹、白斑、自己抗体関連型自己免疫疾患）の発現時期とT細胞サブセットの変動、特に濾胞性ヘルパーT細胞との関連性について解析を進める
|
| 次年度使用額が生じた理由 |
参加予定であった学会に参加できなかったため。次年度の学会参加費にあてる予定。
|
