研究課題/領域番号 |
19K08794
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53050:皮膚科学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
寺石 美香 高知大学, 医学部附属病院, 医員 (40437736)
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研究分担者 |
中島 喜美子 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 准教授 (20403892)
山本 真有子 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (20423478)
柴田 夕夏 高知大学, 医学部附属病院, 医員 (60795186)
佐野 栄紀 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (80273621)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | Mowat-Wilson症候群 / メラニン細胞 / ZEB2 |
研究成果の概要 |
Mowat-Wilson症候群患者は毛髪が茶色であることが多い。メラニン分析の結果、健常日本人と比較して患者毛髪はメラニン総量が少なく、黄色ないし赤色色素であるフェオメラニンと褐色色素であるユーメラニンの比が高く、フェオメラニンの絶対量が多いことが分かった。このメラニンの化学変調が本疾患の責任遺伝子ZEB2の変異に基づくか否かを培養ヒトメラニン細胞を用いて検討した。CRISPR-Cas9システムによりZEB2変異を誘導した培養ヒトメラニン細胞は総メラニン量の減少とフェオメラニン/ユーメラニン比の増加を示し、ZEB2がメラニンの化学フェノタイプの決定に関与している可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
医歯薬学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ZEB2はメラニン細胞の遊走、分化、増殖に必須の遺伝子であることが知られているが、メラニン色素産生における役割は不明である。本遺伝子の変異が色素フェノタイプ変調を誘導することを証明すれば色素フェノタイプ決定の新たな機構が明らかとなり、色素異常症の治療標的にもなり得る。
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