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2021 年度 研究成果報告書

RUNX1-EVI1型白血病の分子病態の解明と分子標的療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K08822
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関獨協医科大学

研究代表者

三谷 絹子  獨協医科大学, 医学部, 教授 (50251244)

研究分担者 佐々木 光  獨協医科大学, 医学部, 准教授 (60282638)
市川 幹  獨協医科大学, 医学部, 准教授 (60463840)
中村 由香  獨協医科大学, 医学部, 講師 (80364595)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードRUNX1-EVI1 / t(3;21) / 急性巨核芽球性白血病 / SKP2 / ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤
研究成果の概要

RUNX1-EVI1は、t(3;21)の結果形成されるキメラ型転写因子遺伝子であり、急性巨核芽球性白血病の発症、あるいは、慢性骨髄性白血病及び骨髄異形成症候群の白血病化の原因遺伝子である。骨髄移植実験により得たRUNX1-EVI1型モデルマウスを使用し、マウス由来の白血病細胞においてSKP2がRUNX1-EVI1の下流分子であるかどうかを解析した。SKP2を共発現させた白血病細胞はモック細胞に比して増殖能の低下が観察された。

自由記述の分野

血液内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

RUNX1-EVI1型白血病は極めて予後が不良であり、化学療法のみでは治癒は困難である。今回作製されたモデルマウスを解析することにより、予後不良の白血病の発症機構が詳細に解明されることが期待される。また、これらの知見を基にして、今後新規の分子標的療法の開発が可能となる。RUNX1-EVI1はキメラ型転写因子でありヒストン脱アセチル化酵素阻害剤は有力な治療候補薬となるが、今後SKP2を標的とした分子標的療法が開発されることが期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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