研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自己炎症生疾患に関連する6遺伝子、IL1RN(2), MEFV(6), MVK(3), NLRP3(2), NRLP7(6), NOD2(6) のmRNA 3’UTRにを介したこれらの遺伝子のmRNA制御メカニズムを検討した。その中で、クライオパイリン関連周期熱症候群の原因遺伝子NLRP3に関して、tristetraprolin (TTP)、さらにこれとほぼ同等の影響をもたらすRNA結合蛋白「c」の同定に成功した。今後の検討の足がかりとなる成果を得ることができた。自己炎症症候群の非コード領域の遺伝子変異と病態の関連に関して新たな解析の方向性を示す研究としての意義がある。
|