• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 実績報告書

甲状腺機能低下症モデルTRHKOマウスにおけるNASH/NAFLD発症機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K08995
研究機関群馬大学

研究代表者

中島 康代  群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (70707017)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードNASH/NAFLD / 甲状腺機能低下
研究実績の概要

近年メタボリック症候群や糖尿病などを基盤とする非アルコール性脂肪性肝炎(NAFLD/NASH)が増加しているが、NAFLD/NASHに対して予防法や治療法を開発することは喫緊の課題である。甲状腺機能低下症は肥満症や脂質異常症の原因とされるが、TRH (thyrotropin-releasing hormone) ノックアウトマウスは、軽度の甲状腺機能低下症と糖尿病、更にNAFLDを発症する。本研究では、TRHKOにおいてNAFLD/NASHを発症する機構を詳細に解析し、新たなバイオマーカーを発見し、所持するビッグデータを元に実際の医療に展開することを目的とした。
本年度は種々の条件下(食事条件、週齢)でのTRHノックアウトマウスの機能解析を実施した。若年や通常食では明らかとならなかったTRHノックアウトマウスの肝機能や脂質異常、肝臓組織への影響は、高齢の高脂肪食ノックアウトマウスではコントロールと比較し有意な変化が確認された。所有する検診受診者のビッグデータのヒトデータとも合致する結果であった。そのほか血液や肝臓組織、筋肉などへの影響なども現在解析中である。

URL: 

公開日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi