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2021 年度 研究成果報告書

血管・脂肪組織由来新規分泌因子Favineの機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 19K09001
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分54040:代謝および内分泌学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

小林 祥子  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (80649111)

研究分担者 大月 道夫  大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (00403056)
福原 淳範  大阪大学, 医学系研究科, 寄附講座准教授 (00437328)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードFavine / 動脈硬化
研究成果の概要

本研究によって我々の同定した血管・脂肪組織由来分泌因子Favineのあらたな作用を見出しました。動脈硬化モデルマウスのアポリポ蛋白質E欠損マウスにおいて、Favineの欠損は動脈硬化を進行させ、石灰化と血栓形成を誘発することを明らかにしました。アポリポ蛋白質EおよびFavineを共に欠損したマウス大動脈の遺伝子発現変化は、不安定化プラークを有するヒト動脈硬化症の遺伝子発現変化と酷似することが分かりました。

自由記述の分野

動脈硬化

研究成果の学術的意義や社会的意義

血管・組織由来分泌因子Favineが血管保護・血栓形成制御作用を有することを明らかにしました。Favineの動脈硬化および血栓形成への作用機序のさらなる解明は、既存の脂質降下を介した動脈硬化進展抑制治療や出血の副作用を併せ持つ血小板活性化抑制による抗血小板剤とは異なる、画期的な創薬の開発につながる可能性があり、大きなインパクトが予想されます。

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公開日: 2023-01-30   更新日: 2024-01-30  

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