研究課題/領域番号 |
19K09041
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
工藤 篤 東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 准教授 (20376734)
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研究分担者 |
田中 真二 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30253420)
田邉 稔 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (50197513)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 転移能 |
研究成果の概要 |
網羅的遺伝子解析はtestで非単純結節型10例と単純結節型10例行い、Gene set enrichment analysis ( GSEA )を行い、得られた標的遺伝子のタンパク発現は免疫染色を行った。現在サンプル数は50例集まり再解析中である。糖鎖マーカー発現の病態生理学的意義を検証した。PAX6の検査症例数を約200例まで増やした。新しい非侵襲的指標のためのデータの蓄積を行った。肉眼型分類のvalidation studyはTRI医療イノベーションセンターに蓄積された前向きデータとともに、肉眼型分類が及ぼす予後への影響を調査中である。
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自由記述の分野 |
外科学一般および小児外科学関連
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
膵神経内分泌腫瘍には病理学的、あるいは画像診断学的に予後の悪い腫瘍の肉眼分類がある。非単純結節型と単純結節型の分子学的特徴を導くことで、一時独立に行った糖鎖マーカー発現のメカニズムとの関係が明らかにできる可能性がある。糖鎖マーカーの解析では予後を決定するメカニズムが新たに発見できた。分子生物学的な特徴と病理学的肉眼所見、画像診断学的所見をつなぐことができ、新しい非侵襲的指標の作成が可能になった。
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