研究課題/領域番号 |
19K09098
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
河野 淳 九州大学, 大学病院, 医員 (90758418)
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研究分担者 |
桐野 浩輔 九州大学, 大学病院, 助教 (00621707)
田口 智章 福岡医療短期大学, 歯科衛生学科, 学長 (20197247)
吉丸 耕一朗 九州大学, 医学研究院, 講師 (60711190)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | ヒルシュスプルング病類縁疾患 / 腸管不全 / 電気生理学 |
研究成果の概要 |
ヒルシュスプルング病類縁疾患は時として致死的な合併症を引き起こす難治性の機能的腸管不全疾患である。本研究ではヒルシュスプルング病類縁疾患のモデルマウスであるJF1/Msfにおいて、腸管神経節の減少、自律運動の低下、アセチルコリンに対する収縮力の低下を明らかにした。また電位依存性Naチャネル阻害剤であるテトロドトキシンの投与により周期的な収縮が出現することを明らかにした。
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自由記述の分野 |
小児外科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒルシュスプルング病類縁疾患において、根治治療といえるものは小腸移植しかないが、その合併症の発生頻度は高く、また術後も長期にわたる免疫抑制剤の使用を行う必要がある。そのような状況下において本研究において腸管蠕動の改善につながる可能性のある知見が得られた。今後、新規治療法の研究へとつながる可能性がある。
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