研究課題
本研究では、2012年から2年間にわたって実施した厚生労働科学研究費補助金 がん臨床研究事業「精度の高い臓器がん登録による診療ガイドラインや専門医育成への活用に関する研究」(後藤班)の中で実施したアンケート調査結果をもとに、食道癌・胃癌・大腸癌・肝癌・膵癌等の消化器癌に関して、ストラクチャーやプロセスが如何にアウトカムに影響を与えるかを全国レベルで明らかにすることを目的とした。それぞれの癌に対する各種診療ガイドラインから推奨度の高いものを5-11項目選択し、これらの項目とともに、消化器外科関連学会の修練施設の区分、また、その専門医等を含む施設環境が、関連手術術式のリスク調整した手術関連死亡率にどのように影響を持つかを検討した。それぞれの癌関連術式である食道切除再建術、胃切除術、胃全摘術、結腸右半切除術、低位前方切除術、肝切除術、膵頭十二指腸切除術において解析を進め、論文化を目指した。また、医療の質の向上に関して米国ACS-NSQIPと共同研究を実施した。
すべて 2023 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件)
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