研究課題/領域番号 |
19K09115
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
江本 成伸 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30803267)
|
研究分担者 |
石原 聡一郎 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (00376443)
田中 敏明 東京大学, 医学部附属病院, 届出研究員 (30647540) [辞退]
畑 啓介 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (60526755) [辞退]
野澤 宏彰 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (80529173)
川合 一茂 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (80571942)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
キーワード | 腹膜播種マウスモデル |
研究実績の概要 |
Balb/cマウスの腹腔内にColon 26を注入し腹膜播種モデルを作成した。注入する細胞数を10万個として接種した。その後、7,14,21日目にそれぞれ1mlに調整した、①PBS(コントロール)、②SN38:4mg/kg、③NK012:10mg/kg、④NK012:30mg/kgを腹腔内投与した。接種より23-29日目にマウスを安楽死させ解剖した。播種重量の平均は①>②>③>④となり、①と③では統計学的有意差を認めた。しかし、腹膜播種腹膜播種によるマウスの死亡、薬剤による副作用と思われるマウスの死亡が比較的多く見られ、再現性のあるデータが得られなかった。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究概要に示したとおり、動物実験において再現性のある結果が得られていないため。
|
今後の研究の推進方策 |
動物実験における接種細胞数、薬剤濃度条件を複数に設定して再実験を計画する。ただし、当初予定より多くのマウスが必要となるため、一旦計画を中止し、ウサギを用いた薬物動態の研究を先に行うことも検討している。
|