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2021 年度 研究成果報告書

大腸癌転移進展におけるあらたなNon-coding RNAによる機序解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K09143
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55020:消化器外科学関連
研究機関三重大学

研究代表者

今岡 裕基  三重大学, 医学系研究科, 寄附講座助教 (70762938)

研究分担者 問山 裕二  三重大学, 医学系研究科, 教授 (00422824)
奥川 喜永  三重大学, 医学部附属病院, 教授 (30555545)
楠 正人  三重大学, 医学系研究科, 寄附講座大学教員 (50192026)
井出 正造  三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (90616088)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード大腸癌 / 転移 / Circular RNA / バイオマーカー
研究成果の概要

消化器癌においてWnt signalingに関与すると報告されているflamingo non-coding RNA(FLANC)の発現が大腸癌組織で高発現であり、大腸癌細胞においてFLANCが細胞増殖、腫瘍進展、血管新生、アポトーシス、転移に関与していることを証明した。大腸癌組織におけるFLANC高発現群では有意に生存予後および無再発予後が不良であった。

自由記述の分野

下部消化管悪性腫瘍

研究成果の学術的意義や社会的意義

大腸癌進展・転移に関与するCircRNAのバイオマーカーとしての有用性には大きな期待が寄せられると考えられる。本研究ではFLANCが大腸癌の腫瘍進展・転移に関与しており、予後予測マーカーとして有用となり得る可能性について証明した。今後はCirc RNAの網羅的プロファイリングを行い、大腸癌転移に関するバイオマーカーとしての意義を検証していく予定であり、本研究成果はその試金石となりうる役割を果たしていると考える。

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公開日: 2023-01-30  

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