| 研究課題/領域番号 |
19K09154
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| 研究機関 | 奈良県立医科大学 |
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研究代表者 |
右田 和寛 奈良県立医科大学, 医学部, 研究員 (40570990)
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| 研究分担者 |
中出 裕士 奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (90745796)
國重 智裕 奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (70745801)
宮尾 晋太朗 奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (00833708)
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| 研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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| キーワード | E3ユビキチンリガーゼ / RNF135 / 胃癌 |
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| 研究実績の概要 |
In vitroでのE3ユビキチンリガーゼを介した増殖、浸潤、転移の機序解明。ヒト胃癌細胞株MKN1、MKN7、MKN45、MKN74、KatoIIIにおけるRNF135の発現レベルをリアルタイムPCRで検討した。結果、β2ミクログロブリンに対する相対的発現レベルはMKN1 0.35、MKN7 0.32、MKN45 1.43、MKN74 1.18、KatoIII 0.09であった。siRNAを用いて、RNF135の発現をノックダウンしたところ、72時間時点でMKN45、MKN74ともに細胞増殖は有意に抑制された。細胞周期解析の結果、MKN45（コントロール30.1%、siRNA48.7%）、MKN74（コントロール29.4%、siRNA56.7%）ともにRNF発現ノックダウンによってG2/M期での細胞周期が誘導されることが判明した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
Wester blotなどの条件設定に時間を要したことや、COVID-19感染拡大のため行動制限を生じたことによる。
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| 今後の研究の推進方策 |
Western blotやリアルタイムPCRを行いRNF135が癌細胞の増殖促進に及ぼす機序を検討する。また、RNF135が癌細胞の浸潤や転移、薬剤抵抗性に及ぼす影響を検討する。
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