これまでのSquatting testを用いた研究では、その測定プロトコールが一定していなかったため、自律神経機能測定法として有用であるにも拘らず、Squatting testの普及を妨げてきた。本研究のプロトコールでは3分間隔で実施することが測定値の安定に役立ち、かつconventionalで標準的な測定方法であるOxford法、spontaneous sequence法と相関することが分かったので、本研究の成果から侵襲性が低く比較的簡便に測定できるSquatting testが臨床現場で普及する可能性がある。
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