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2023 年度 研究成果報告書

高齢ラットを用いた術後認知機能障害の分子生物学的解明とその治療法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 19K09345
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関群馬大学

研究代表者

門井 雄司  群馬大学, 医学部附属病院, 准教授 (10292591)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード術後認知機能障害 / アミロイドタンパク
研究成果の概要

高齢ラットにおいてβ amyloid proteinの発現部位の決定、発現部位におけるin vivoパッチクランプ法を用いた大脳皮質神経細胞内の神経細胞活動の変動の検討、β amyloid proteinの発現に対してデクスメデトミジン投与の効果の検討、を行った。高齢ラットではCA1領域においてβ amyloid proteinの発現が多く観察された。CA1領域の神経細胞活動を測定すると著明な低下が認められた。デクスメデトミジンを投与するとβ amyloid proteinの発現が減少出来るか同化を検討したが、発現量には影響が認められたかった。

自由記述の分野

麻酔・集中治療

研究成果の学術的意義や社会的意義

高齢者での手術後の認知機能障害発症の原因究明と治療は早急な課題である。今回の研究において高齢ラットでは侵襲によってCA1領域においてより多くのβ amyloid proteinの発現を観察したことは認知機能障害の原因のいったんとして解明できた。その認知機能障害をデクスメデトミジンにより改善可能かどうかを行ったが残念ながら改善は出来ず、今後の課題となった。

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公開日: 2025-01-30  

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