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2021 年度 実績報告書

敗血症における血管リモデリングを標的とした新規治療薬の検討

研究課題

研究課題/領域番号 19K09399
研究機関宮崎大学

研究代表者

矢野 武志  宮崎大学, 医学部, 講師 (80521707)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード敗血症
研究実績の概要

本邦における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、幾度かの変異株移行を繰り返しながら、未だに収束の目処が立たない。多くの症例は軽症であるが、一部の患者は重症化し重篤な呼吸不全が問題となる。COVID-19の重症化メカニズムに関して、現在までに様々な研究結果が報告されているが不明な点が多い。
研究代表者はCOVID-19診療に直接携わっており、呼吸療法を中心とした集中治療を専門としている。ワクチン接種が広まるにつれ、診察する患者年齢が若年化していると感じている。比較的若く特記すべき併存疾患を持たない患者であっても、COVID-19による肺炎は治癒に時間が多く必要となる印象がある。
COVID-19では様々な後遺障害が問題となっている。高度な全身性炎症を伴う敗血症と同様に、COVID-19において後遺症あるいは機能障害の遷延が生じるメカニズムには、組織リモデリングが関連していると予想される。本研究では敗血症やCOVID-19の診療内容と治癒過程を検討し、さらに有害なリモデリングを制御し得る治療方法を開発することを目的としている。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2022 2021

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] Acute circulatory failure due to positive ventilation in plastic bronchitis after Fontan procedure2021

    • 著者名/発表者名
      Uchimura Shuji、Taniguchi Masahiko、Nagamine Yoshihiro、Aoyama Takeshi、Nagahama Masumi、Yonaha Tetsu、Yano Takeshi、Tsuneyoshi Isao
    • 雑誌名

      Journal of the Japanese Society of Intensive Care Medicine

      巻: 28 ページ: 15~19

    • DOI

      10.3918/jsicm.28_15

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Nafamostat mesilateを用いた持続的血液濾過透析施行中の至適ACTの検討2021

    • 著者名/発表者名
      山崎竜魅, 小田裕一, 矢野武志, 谷口正彦, 白阪哲朗
    • 雑誌名

      日本急性血液浄化学会雑誌

      巻: 12 ページ: 58~63

    • 査読あり
  • [学会発表] 血行動態パラメータを用いた重症患者の集中治療管理2022

    • 著者名/発表者名
      矢野武志
    • 学会等名
      第49回日本集中治療医学会学術集会
  • [学会発表] 人工呼吸の変革と成長 - COVID-19で変わったこと2021

    • 著者名/発表者名
      矢野武志
    • 学会等名
      九州麻酔科学会第59回大会
    • 招待講演

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公開日: 2022-12-28  

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