研究課題/領域番号 |
19K09410
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
土井 智章 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (00444307)
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研究分担者 |
福田 哲也 岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (00839201)
岡田 英志 岐阜大学, 医学部附属病院, 准教授 (30402176)
竹村 元三 朝日大学, 歯学部, 教授 (40283311)
宮崎 渚 朝日大学, 歯学部, 准教授 (50550141)
富田 弘之 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (50509510)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 敗血症性ショック / エンドトキシン吸着療法 |
研究成果の概要 |
近年敗血症性ショックに対してポリミキシンBを科学的に固定したカラムを用いたエンドトキシン吸着療法(PMX治療)がおこなわれているが、そのメカニズムはいまだに不明である。本研究ではPMX治療は否定的な報告も多数ある一方で、この症例のように外科的ドレナージが十分に行えないという特殊な状況下では敗血症性ショックに対し、循環動態の安定に寄与する可能性もあり、いまだ議論の余地があるのではないかと考えられた。
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自由記述の分野 |
救急集中治療医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
敗血症性ショックは集中治療を行って厳密に管理しても未だ死亡率が40%程度ある極めて重症な病態である。PMX 敗血症ガイドライン上では敗血症性ショックに対してPMX治療は推奨されていないが病態によっては有効な可能性が本研究において示唆された。未だ治療が困難である敗血症性ショックの予後改善を果たす意味では社会的意義は大きいと考えられる。
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