現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現在までにCSにより敗血症、および敗血症性脳症を誘導することができた。また、脳内炎症の指標となるIL-1b, IL-6, IL-18およびTNF-aなどの評価系を構築でき、それらの一部がCS濃度依存的に変動することを確認することができた。さらに、脳内に浸潤した好中球やリンパ球だけでなく、脳内の恒常性維持に寄与するグリア細胞ないしは神経細胞をフローサイトメーターや病理組織学的に解析する評価系を構築することができた。マウスの不安様行動を評価するために3種類の行動試験を立ち上げ、それが回復する期間と脳内炎症との関連性を示すことができた。
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