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2020 年度 実施状況報告書

光マルチモダリティイメージングによる神経代謝血管連関解析と脳循環代謝評価への応用

研究課題

研究課題/領域番号 19K09455
研究機関大阪市立大学

研究代表者

鈴木 崇士  大阪市立大学, 健康科学イノベーションセンター, 特任准教授 (10572224)

研究分担者 大石 直也  京都大学, 医学研究科, 特定准教授 (40526878)
上野 智弘  京都大学, 医学研究科, 助教 (10379034)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード生体光イメージング / マルチモダリティ / 脳循環代謝 / 光コヒーレンストモグラフィ
研究実績の概要

本研究の目的は,光イメージングによって脳神経活動と脳循環代謝の関連を明らかにすることである.

当初の研究計画では,複数の光イメージングを用いた同時計測を,小動物を対象に実施する予定であった.しかしながら,研究代表者の異動や活動自粛に伴い,研究計画の変更を余儀なくされた.主な変更は,光イメージングには光コヒーレンス断層法を用い,実験対象が小動物から小型魚類となった部分である.

研究計画変更に伴い,光コヒーレンス断層法による小型魚類(メダカ)の脳微小血管の可視化実験を主に行った.その結果,小型魚類の脳血管3次元可視化の手法を確立することができ,小型魚類の脳血管についての形態的情報を得ることに成功した.さらにそれらの内容について論文発表を行った.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究代表者の異動による実験環境の変化や研究活動の制限等が重なって,実験実施が困難な状況となった.そのような状況下でも研究を進められるよう,研究計画の変更で対応している.

今後の研究の推進方策

実験対象を小動物から小型魚類に変更することで,課題を遂行してきた.野生型のメダカを対象に用いることで,一定の成果を挙げることができた.今後は,ヒト疾患モデルを用いた同様の実験を行い,光イメージングによる疾患のメカニズム解明を目指す予定である.

次年度使用額が生じた理由

研究活動の制限により,計上していた国際学会参加の旅費が使用できなくなった.また研究計画の変更に伴い,予算執行にも変更が生じたため.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Intact in vivo visualization of telencephalic microvasculature in medaka using optical coherence tomography2020

    • 著者名/発表者名
      Suzuki Takashi、Ueno Tomohiro、Oishi Naoya、Fukuyama Hidenao
    • 雑誌名

      Scientific Reports

      巻: 10 ページ: -

    • DOI

      10.1038/s41598-020-76468-6

    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2021-12-27  

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