1)アルキル化剤による化学療法後の乏突起膠腫標本では癌幹細胞比率とM2マクロファージが増加していること、そのため、これらが化学療法耐性および再発に関与している可能性が示された(J Neurooncol)。 2)WHO grade 2, 3神経膠腫における形態に基づく乏突起膠腫の診断は、IDH-1p/19qに基づく3分子分類のいずれにおいても独立した予後因子ではないことが確認された (Brain Tumor Pathol)。 3)グリオーマ143症例において、全染色体540座位におけるコピー数異常(CGH解析)に基づき、階層クラスタリング解析を行なった(結果検討中)。
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