研究実績の概要 |
正常ヒト軟骨細胞としてNHAC-Kn(Normal Human Articular Chondrocyte-Knee,Lonza社)を購。細胞毒性を評価するために96穴プレートに細胞を播種し、希釈倍率振り分けて薬剤投与し、生細胞率を調べた。まず、ラパマイシン、テムシロリムスを濃度0 , 0.01 , 0.1 , 1 , 10 , 50 μM /mlで(6条件)で振り分け、培養し、各薬剤ともに8時間または24時間培養。培養後、各wellにCCK-8を添加して、2時間培養後に呈色反応を確認した。細胞毒性を450nm 吸光度で測定し、ラパマイシン、テムシロリムス共に0.1μM/mlが至適濃度の可能性が示唆された。また、現在、ヒト軟骨細胞にIL1-betaを投与し、ラパマイシン、テムシロリムスの遺伝子発現変化に対する影響についてReal-time PCRについて調べる実験を行っている。
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