研究課題/領域番号 |
19K09676
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
中井川 昇 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (00237207)
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研究分担者 |
矢尾 正祐 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (00260787)
近藤 慶一 横浜市立大学, 医学研究科, 客員准教授 (80363836)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 腎細胞癌 / 免疫チェックポイント阻害剤 / 腫瘍マーカー |
研究成果の概要 |
免疫チェックポイント阻害剤ニボルマブ投与後1か月目のPET/CT評価によってFDG集積に変化がみられる腎癌病変では4か月目のCT評価においてその腫瘍径が縮小する傾向がみられ、免疫療法のモニタリング方法としてのFDG PET/CTの有用性が期待された。治療開始前、開始1か月後のCRP測定によってニボルマブ投与による無増悪生存期間が予測できること、治療開始前のMMP1、IL-1b、sNTFR-1、IL-6の血中濃度が免疫チェックポイント阻害剤の効果予測に有効であることを示唆する知見を得た。
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自由記述の分野 |
泌尿器科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
FDG PET/CTや我々が同定した血液バイオマーカーによって免疫チェックポイント阻害剤の進行性腎細胞癌に対する効果をリアルタイムに判定できればそれぞれの症例において治療継続すべきか変更すべきか適切な判断が可能になり、進行性腎細胞癌患者さんの生命予後の延長が期待できるだけでなく、無効な治療を継続することで生じる生活の質の低下や医療費の高騰を防ぐことにも繋がると考えられた。
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