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2020 年度 実施状況報告書

血液・尿・唾液を用いたメタボローム解析による移植腎機能障害の診断法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K09700
研究機関東京医科大学

研究代表者

岩本 整  東京医科大学, 医学部, 准教授 (00338831)

研究分担者 杉本 昌弘  東京医科大学, 医学部, 教授 (30458963)
今野 理  東京医科大学, 医学部, 講師 (50385027)
上野 琢哉  東京医科大学, 医学部, 兼任講師 (00296469)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード腎移植 / 急性拒絶反応 / メタボローム / 抗体関連型拒絶反応
研究実績の概要

本研究は、現状では侵襲的診断法でしか確定診断できない腎移植後急性拒絶反応の診断法においてメタボローム解析を導入し、低侵襲で行える急性拒絶反応の診断法を開発するのが目的である。2020年は28例の腎移植を行った。これらの症例に対し移植腎機能障害を合併した際、唾液、血液、尿検体を用いてメタボローム解析を行い診断を行う。これまで移植腎機能障害の際有意に変化する2-hydroxyglutarate, adipate, ethanolamine phosphate, fumalate, glycolate, proline, sedoheptulose 7-phosphateなどの
代謝産物を同定した。今後も症例を積み重ね精度を高めていく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

今年度行った腎移植で術後腎機能障害を起こした症例が少ないため研究は遅れている

今後の研究の推進方策

着実に腎移植症例を積み重ねて、腎機能障害合併時にはメタボローム解析を行い診断につながる精度の高いバイオマーカーを同定する。

次年度使用額が生じた理由

研究が遅れているため差額が生じた。
次年度は差額分を学会発表、論文化費用に使用する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] メタボローム解析による腎移植急性拒絶反応の分子マーカーの探索2020

    • 著者名/発表者名
      岩本整
    • 雑誌名

      Organ Biology

      巻: 27 ページ: 125-131

    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2021-12-27  

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