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2021 年度 実施状況報告書

CpGアイランドメチル化形質陽性腎細胞がんの個別化治療開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K09727
研究機関富山大学

研究代表者

北村 寛  富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (00404674)

研究分担者 新井 恵吏  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (40446547)
西山 直隆  富山大学, 学術研究部医学系, 講師 (70619030)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード腎細胞癌 / CpGアイランドメチル化形質
研究実績の概要

『腎細胞癌のCIMP判断基準による予後予測に関する前向き観察研究』を継続した。本研究では腎細胞癌に対して手術を施行予定の患者を対象に、文書による説明・同意を得た後に手術検体を採取し、DNA抽出およびHPLC, CIMP判定を行っている。さらに再発、転移との関連を調査することになっている。12施設の多施設共同研究として実施し、富山大学附属病院の臨床・疫学研究等に関する倫理審査委員会にて承認され、各参加施設での倫理審査委員会でも承認された。 R4年3月31日までに10施設より310例の登録があり、すべての検体採取、保存を行った。DNA抽出はほぼ終了したが、HPLCとCIMP判定については30%程度完了した状態であり、R4年度上半期に完了の予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

登録症例数が目標に到達し、検体採取が完了したため。

今後の研究の推進方策

収拾した検体をHPLCを基盤とするDNAメチル化診断システムを用いて新井らのCIMP診断基準の予後予測に関する信頼度の前向き検証を行う。さらにCIMP陽性モデル腎がん細胞株を複数のAURK阻害剤で処理し、またCIMP陽性モデル腎がん細胞株を免疫不全マウスに同所性移植してAURK阻害剤を全身投与し、in vitro・in vivoで奏効性を証明する実験を開始する。

次年度使用額が生じた理由

約220例分の検体解析をR4年度上半期で行い、解析結果を学会発表するため、これら(解析費用、旅費)を次年度に計上した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Systemic therapy for genitourinary cancers2022

    • 著者名/発表者名
      Kitamura H
    • 学会等名
      第19回日本臨床腫瘍学会学術集会

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公開日: 2022-12-28  

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