研究課題/領域番号 |
19K09790
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
宮井 俊輔 藤田医科大学, 総合医科学研究所, 研究員 (50563350)
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研究分担者 |
加藤 武馬 藤田医科大学, 総合医科学研究所, 助教 (20387690)
河村 理恵 藤田医科大学, 総合医科学研究所, 助教 (20735534)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 染色体異常 / 着床前染色体検査 / モザイク |
研究成果の概要 |
本研究は、染色体数的異常胚の出現に影響する暴露要因を解明するために、廃棄する胚盤胞から生検した試料を網羅的染色体解析(PGT-A)して 正倍数体胚、染色体数的異常胚、モザイク胚の出現率を算出し、様々な要因との因果関係を調査した。 本研究において、卵巣刺激法によってモザイク胚の出現率が優位に異なる可能性、精子の濃度減少と運動率低下が正倍数胚の減少と関連する可能性、初期分割不良は胚盤胞到達後の正倍数性率を低下させない可能性が示唆された。また、PGT-Aの解析において、モザイクと判定されるコピー数変化の一部が技術的なノイズであり、バイオプシー技術の向上がノイズの発生を軽減できる可能性が示された。
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自由記述の分野 |
細胞遺伝学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究から示唆された初期胚における染色体数的異常の出現に影響する暴露要因について、その後の介入研究にて検証できれば、染色体異常胚の出現を減少できる不妊治療の確立に役に立つ可能性がある。 また、本研究から示されたPGT-Aにおけるノイズの要因は、TEバイオプシー技術の標準化に有用な情報である。適切なPGT-A結果を得ることは、胚移植の成功率向上や生児獲得までの期間を短縮し、生児獲得率の向上に結びつくと考えられる。
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