| 研究課題/領域番号 |
19K09796
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| 研究機関 | 千葉大学 |
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研究代表者 |
三橋 暁 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (40302541)
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| 研究分担者 |
羽生 裕二 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (40816162)
安西 尚彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (70276054)
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| 研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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| キーワード | 子宮体癌 / メトホルミン / sgRNAスクリーニング / 癌代謝 |
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| 研究実績の概要 |
癌では、糖・アミノ酸代謝性酵素の発現異常による代謝の変化が、腫瘍形成・癌増殖の一因となることが報告されているが、子宮体癌における代謝関連因子の発現異常に対する検討は少ない。
そこで本研究では、子宮体癌培養細胞株でCRISPR/Cas9 sgRNAライブラリーを用いた機能喪失スクリーニングを行い、子宮体癌の増殖に必要な代謝関連原因遺伝子の同定と、同時にメトホルミンや酸化的リン酸化阻害剤との相互作用の探索を目的としている。
本年度は子宮体癌培養細胞株に対するメトホルミンおよび酸化的リン酸化阻害剤の効果を検証、添加後にタンパクを抽出し、westen blot法でMAPK, mTOR シグナル経路の変化を確認するとともに、既知の代謝関連因子の発現への影響を検討した。また、子宮体癌培養細胞株に代謝関連遺伝子をターゲットにしたsgRNAライブラリーを遺伝子導入し、各種薬剤を添加し、非添加群と比較目的にDNA抽出した。今後両者を比較し、癌の増殖や、治療感受性に関連する代謝関連因子の同定を試みる。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
各種細胞株で薬剤の効果を検証し、各種サンプルの回収を行った。次世代シークエンサにより今後解析予定である。
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| 今後の研究の推進方策 |
sgRNAライブラリー導入株をマウスに移植し、増殖能の違いから、増殖に関連する因子の抽出を予定している。候補が得られない場合は、他の遺伝子群をターゲットにしたsgRNAライブラリーについても検討する。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
端数が生じたため。
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