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2020 年度 実施状況報告書

PIK3CA遺伝子変異に対する合成致死候補の検索

研究課題

研究課題/領域番号 19K09809
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

長安 実加  奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (80623496)

研究分担者 松原 翔  奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (20825236) [辞退]
小林 浩  奈良県立医科大学, 医学部, 研究員 (40178330)
小川 憲二  奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (60623494)
河原 直紀  奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (70623495)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード卵巣明細胞癌 / Cyclin-E1 / ARID1A mutation / synthetic lethality
研究実績の概要

当研究において卵巣明細胞癌で高頻度に変異を起こしているPIK3CA遺伝子変異に対する合成致死候補の検索を目的としていたが、スクリーニングの段階で有意な候補遺伝子を見つけることが出来なかった。
ここで同様に卵巣明細胞癌の約半数が変異していると報告されているARID1A遺伝子変異に着目し、これに対して合成致死効果のある遺伝子の対象を細胞周期、脱ユビキチン化、およびDNA損傷応答に関わる遺伝子約500種類を選定した。次にこれらについてスクリーニングを行った結果、7種類の候補遺伝子を同定し、この中でCyclin-E1(以下CCNE1)について細胞増殖抑制効果、アポトーシスの誘導、およびヌードマウスを用いた腫瘍増大抑制効果を確認した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

上記に記載したように候補遺伝子を見つけ出すことが出来なかったため。

今後の研究の推進方策

ARID1A遺伝子変異に対する他の致死候補について研究を行う。

次年度使用額が生じた理由

有意な候補遺伝子を見つけ出すことが出来ず、ターゲットを変更して研究をする必要があり、準備時間がかかったため。

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公開日: 2021-12-27  

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