研究課題/領域番号 |
19K09989
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
寺崎 浩子 名古屋大学, 未来社会創造機構, 特任教授 (40207478)
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研究分担者 |
伊藤 逸毅 藤田医科大学, 医学部, 教授 (10313991)
上野 真治 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (80528670)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 網膜リモデリング / 黄斑円孔 / 強度近視 / 網膜色素変性 / 遺伝性網膜疾患 / 画像診断 / 自己網膜パッチ |
研究成果の概要 |
視覚再生の一対象である網膜色素変性の中型動物モデルの残存神経機能は高く、末期の組織学的検討では杆体バイポーラや水平細胞は依然として内部核層に残存していた。巨大な黄斑円孔に行われた自己網膜パッチにより良好な視機能を得る症例があり、その機能の発生起源について微小局所網膜電図や精密な光干渉断層計により解析した。以上より本来ある神経網膜の賦活化は想定以上であることがわかった。 一方で、網膜色素変性をはじめとする遺伝性網膜疾患を日本国内のベースで遺伝子検査やmultimodalなimagingを行い遺伝的、ならびに臨床的特徴を解析した。
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自由記述の分野 |
眼科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
視覚再生の一対象である網膜色素変性の中型動物モデルの残存神経機能は高く、組織学的にも神経細胞は十分に残存している可能性がある。ヒトにおいて自己網膜パッチを移植すると機能が上がる症例があり、詳細な検討では移植前の本来の細胞が、移植片によって、形態機能が回復されたと考えられ、動物、ヒトにおいて本来ある神経網膜の賦活化は想定以上であることがわかり、今後の再生医療に一石を投じたと考える。 網膜色素変性をはじめとする遺伝性網膜疾患をNation-wideで遺伝子検査をしたことやmultimodalなimagingで臨床的特徴を解析したことは、今後の遺伝子治療のベースとして必須の研究であったと考える。
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