研究課題/領域番号 |
19K09994
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
木許 賢一 大分大学, 医学部, 准教授 (50315339)
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研究分担者 |
久保田 敏昭 大分大学, 医学部, 教授 (30205140)
赤嶺 孝祐 大分大学, 医学部, 助教 (60799435)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 増殖硝子体網膜症 / 網膜色素上皮細胞 / TGF-β / Wnt/β-catenin経路 / 細胞外マトリックス |
研究成果の概要 |
増殖性硝子体網膜症(proliferative vitreoretinopathy; PVR)は裂孔原性網膜剥離術後の重篤で難治な合併症であり放置すれば失明に至る。有効な薬物はなく、硝子体手術による増殖膜の切除が唯一の治療法であるが、際限なく再増殖を繰り返し失明に至る症例も多い。細胞内シグナル伝達経路であるWnt/β-catenin経路の阻害剤であるICG-001を細胞に転化することでこの病態の悪循環を断ち切る可能性を見出した。
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自由記述の分野 |
網膜硝子体外科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
増殖性硝子体網膜症という裂孔原性網膜剥離術後の重篤で難治な合併症は非常に難治で有効な薬物が未だ存在しない。Wnt/β-catenin経路の阻害剤であるICG-001という化合物がこの病態に非常に有効である研究結果が得られ、本疾患の病態形成のメカニズムがさらに解明された。失明を回避できるだけでなくより良い網膜剥離術後の視機能を多くの患者さんが得ることができる。
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