研究課題/領域番号 |
19K10044
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57010:常態系口腔科学関連
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研究機関 | 北海道大学 (2021-2022) 愛媛大学 (2019) |
研究代表者 |
李 智媛 北海道大学, 歯学研究院, 助教 (70711274)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | chromatin remodeler / BAF155 / osteoclast / bone |
研究成果の概要 |
エピジェネティッククロマチンリモデラーBaf155の破骨細胞における機能的役割を調査した。研究結果では、同じ年齢でも破骨細胞特異的にBaf155を欠損することにより骨密度に性差があることを明らかにした。8週齢のマウスのmicroCT解析では、オスマウスのみ骨密度が増加し、16週齢では骨密度に差がない。逆に、8週齢のメスでは、コントロールグループと比較して骨密度に差がなく、16週齢ではBaf155 cKOで有意に増加した。これらの結果から、クロマチンリモデラーであるBaf155のエピジェネティック調節が、性的二形に応じて破骨細胞から骨に異なる影響を与える可能性があることが示唆される。
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自由記述の分野 |
細胞生物-破骨細胞
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Age-related bone resorption diseases are common in women. However, there are no gender-specific clinical trials or drug guidelines. From a gender difference medical perspective, the accumulation of pathophysiological evidence is important.
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