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2022 年度 研究成果報告書

多形腺癌(PAC)における新規遺伝子異常の臨床病理学的解析と分子標的治療法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 19K10081
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57020:病態系口腔科学関連
研究機関愛知学院大学

研究代表者

宮部 悟  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (40534582)

研究分担者 石橋 謙一郎  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (80714609)
長尾 徹  愛知学院大学, 歯学部, 教授 (90261007)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード分子病理学 / 唾液腺癌 / 遺伝子異常 / 融合遺伝子
研究成果の概要

全国12施設より収集した36例の多型腺癌 (polymorphous adenocarcinoma: PAC)を対象とし、臨床病理学的特徴と特有な遺伝子異常(PRKD1 E710DとPRKD1/2/3,ARID1A,DDX3X遺伝子再構成)の臨床病理学的特徴について検討した.【結論・考察】本邦におけるPACの臨床病理学的特徴とPAC関連遺伝子再構成率は欧米におけるものと同等であり,本研究によりPAC関連遺伝子異常の臨床病理組織学的診断と予後における重要性が示唆された.

自由記述の分野

口腔外科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、稀な唾液腺癌である多型腺癌の臨床病理学的解析を行った。その結果、より正確な患者治療の層別化として多型腺癌特異的遺伝子異常を用いる可能性が示唆された。多型腺癌の遺伝子異常や治療方針に関して、これまで十分なエビデンスが示されてきていない。我々が得た成果が唾液腺腫瘍の標準的治療を定めているNCCNガイドラインへ将来的に反映されることが期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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