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2022 年度 研究成果報告書

ブレインマシンインターフェイスと脳電気刺激法を併用した嚥下機能再建の新規治療戦略

研究課題

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研究課題/領域番号 19K10218
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関関西医科大学 (2022)
大阪大学 (2019-2021)

研究代表者

前澤 仁志  関西医科大学, リハビリテーション学部, 准教授 (80567727)

研究分担者 平田 雅之  大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任教授(常勤) (30372626)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード嚥下 / 脳機能 / 脳磁図 / 脳刺激 / 口腔機能 / 随意運動 / 機会学習
研究成果の概要

健常者や高齢者の摂食嚥下機能の中枢制御機構ならびに嚥下機能向上に結びつく下記の成果を得た。1. 脳機能解析と機械学習とを組み合わせた新たな脳機能解析手法を用いて舌随意運動における大脳皮質の時間空間情報処理機構を明らかにした。2. 高齢者における歌唱トレーニングと嚥下機能との関連について明らかにし、歌唱トレーニングの嚥下機能維持への有効性性を支持する結果を得た。3. 両側舌運動野を同時刺激する手法を確立し、舌運動野の可塑性変化を誘導することに成功した。
今後、我々が開発した嚥下機能評価法や口腔運動時脳機能解析法を有機的に融合し、新規嚥下機能再建法の確立に臨床応用する。

自由記述の分野

神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

摂食嚥下機能は外界から栄養を取り入れるための生命維持に不可欠な機能であるだけでなく、“食の楽しみ”など生活の質(QOL)の向上にも密接に関与している。本研究では機械学習を用いた運動機能解析技術を用いて舌運動の中枢制御機構を明らかにした。さらに、両側半球への同時経頭蓋電流刺激法を確立し舌運動機能向上に成功した。これらの成果は、超高齢化社会を迎え急速に増加している摂食嚥下障害の患者に対し、嚥下機能の改善につながる成果であり社会的意義がある。

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公開日: 2024-01-30  

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