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2023 年度 実施状況報告書

地域包括ケアシステムにおける歯科・福祉連携の定式化に向けたプログラムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 19K10227
研究機関徳島大学

研究代表者

柳沢 志津子  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 講師 (10350927)

研究分担者 市川 哲雄  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (90193432)
後藤 崇晴  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (00581381)
吉岡 昌美  徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (90243708)
白山 靖彦  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (40434542)
竹内 祐子  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (80457316) [辞退]
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
キーワード口腔機能管理 / 介護保険施設 / 介護従事者 / 信頼 / 歯科・福祉連携
研究実績の概要

本研究では,歯科・福祉連携の問題点に対して,連携の前段階にある「前提条件」に着目し,各専門職が連携に向き合う意識と態度,職種間の関係性を解明することを目的とする。
本年度は,介護保険施設の職員を対象とした郵送調査を実施した。郵送調査は,徳島県内の調査協力を得られた介護保険福祉施設(特別養護老人ホーム)11施設に勤務する介護従事者〔各30名,合計300名〕を対象として,①連携および連携要請行動,②歯科医療職との連携とその困難感,③歯科医療職との関係,④歯科医療職に対する信頼に関するアンケート調査を行った。
現在,収集したデータの集計作業をすすめているところである。データがまとまり次第,統計分析を行い,学術雑誌へ投稿する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い,介護保険施設や医療機関の関係者に対する調査を2年延期したため,予定していた郵送調査の実施が今年度となった。予定していた介護保険施設職員を対象にした聞き取り調査は,地域包括支援センター職員を対象とした調査に変更して実施した。
当初の研究計画に対して上記の状況を考慮すると、やや遅れていると評価した。

今後の研究の推進方策

介護従事者を対象とした実態調査から得られたデータの統計解析を行い,口腔機能管理における連携の前段階にある「前提条件」の解明を目指す。現在,収集したデータの集計作業を行っており,集計が済み次第,統計分析を行い,学術雑誌へ投稿するための論文執筆をすすめる。

次年度使用額が生じた理由

郵送調査の延期,学会がオンライン形式になったことなど,本年度分の未使用額が生じた。繰り越した研究費は,データの集計作業のための人件費,結果を公表するための学会参加費,論文投稿に係る費用,及び調査協力を得られた施設へ結果報告の冊子を送付するための印刷費,郵送費に使用する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 都市在住高齢者の社会経済的地位と口腔健康を媒介する心理社会的要因2023

    • 著者名/発表者名
      柳沢 志津子、杉澤 秀博、原田 謙、杉原 陽子
    • 雑誌名

      日本公衆衛生雑誌

      巻: 70 ページ: 433-441

    • DOI

      10.11236/jph.22-100

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] ICTを用いた口腔機能維持管理システムの開発に向けた口腔機能調査2023

    • 著者名/発表者名
      栁沢志津子,尾崎和美
    • 学会等名
      第72回日本口腔衛生学会総会

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公開日: 2024-12-25  

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