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2021 年度 実施状況報告書

片側性唇裂に対する術後3Dシミュレーション画像の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K10271
研究機関鹿児島大学

研究代表者

大河内 孝子  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (90398280)

研究分担者 野添 悦郎  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 准教授 (40208351)
中村 典史  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (60217875)
神谷 亨  九州工業大学, 大学院工学研究院, 教授 (80295005)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード三次元画像解析 / 唇顎口蓋裂 / 相同モデル
研究実績の概要

1)術前術後の三次元画像撮影と症例分析:術前術後26例の症例計測と分析は終了。解析ソフトを更新中のためもう少し症例は増える予定。第45回口蓋裂学会学術集会で発表。
2)正中線設定アルゴリズム作成:九工大との共同で発表済。A Method for Evaluating of Asymmetry on Cleft Lip Using Symmetry Plane.Satoru Sawada1, Tohru Kamiya1,Namiko Kimura-Nomoto2, Takako Okawachi2Etsuro Nozoe2, and Norifumi Nakamura
3)正中線設定ソフトウェアの開発と術後シミュレーション画像比較評価
4)正常人の相同モデルを用いた比較分析:相同モデルの導入が遅れているため進んではいない。
5)術式へのフィードバックと四次元の評価:術前後の分析をもとに術式へのフィードバックは行っている。動きに関しては新しいソフトで行う予定。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

県外への移動が制限されたいるため、新しい解析ソフトの導入が遅れている。相同モデルの使用にあたってはレクチャーが必要でありオンラインでは難しいため研究自体に遅れが生じている。
また、唇裂のない対照となる顔面の撮影も必要であるがこれもコロナ禍により遅れている。
手術症例に関しては撮影は進んでいるため解析ソフトの導入が完了することで全体が進んでいくと思われる。

今後の研究の推進方策

4月になり新しい解析ソフトと相同モデルの説明会を行った。今後、購入予定。購入後、新たに撮影している画像の解析を行い相同モデル化して解析を行っていく。
また、分析結果については順次関連学会で発表を予定している。

次年度使用額が生じた理由

今年度購入予定であった解析ソフトと相同モデルの購入が次年度にずれ込んだため、次年度使用額が生じた。1年延長行い次年度に購入予定。
また、県外移動制限のため学会及び研究打ち合わせの旅費も使用しなかったが、次年度は使用予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 両側性唇裂に対する二次的外鼻修正術前後の三次元的評価2021

    • 著者名/発表者名
      大河内孝子
    • 学会等名
      第45回日本口蓋裂学会総会学術集会

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公開日: 2022-12-28  

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