研究課題/領域番号 |
19K10340
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 九州歯科大学 |
研究代表者 |
引地 尚子 九州歯科大学, 歯学部, 特任教授 (50292876)
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研究分担者 |
有吉 渉 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (40405551)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 口腔外科学一般 / 生理活性脂質 |
研究成果の概要 |
申請者は、受容体分子系統解析により、生理活性脂質が骨吸収に重要で、その受容体(GPCR)抑制が治療上有用であることを見いだした。しかしながら、これら生理活性脂質の細胞外放出機構や、受容体作用機構については明らかでなかった。本研究は、「生理活性脂質の受容体アンタゴニストを用いた」治療、あるいは「生理活性脂質産生制御による」治療を念頭に、GPCR関連生理活性脂質のシグナル伝達機能を明らかにすることを目的とした。 申請者は、生理活性脂質合成に関わる酵素群の研究を行い、進展させた。すなわち(PAF合成酵素も含む)リゾリン脂質アシル転移酵素群が炎症制御・骨関連細胞分化に関与することを示した。
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自由記述の分野 |
口腔外科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
申請者は、生理活性脂質合成に関わる酵素群の研究を行い、骨代謝機構における重要性を示したので、学術的意義は大きいと思われる。また、「生理活性脂質の受容体アンタゴニストを用いた」治療、あるいは「生理活性脂質産生制御による」治療などへの糸口を開いたので、社会的意義が大きいと思われる。
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