研究課題/領域番号 |
19K10396
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
吉原 俊博 北海道大学, 歯学研究院, 准教授 (60261319)
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研究分担者 |
大島 昇平 北海道大学, 大学病院, 講師 (00374546)
高崎 千尋 北海道大学, 歯学研究院, 助教 (60451449)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 身体抑制 / 中枢神経系 / ラット |
研究成果の概要 |
幼少期に身体抑制を経験したラットはストレス反応性が亢進する。本研究では、カテコールアミン代謝回転、CRH産生機能などの神経内分泌学手法、グルココルチコイドレセプター発現量、時計遺伝子発現量などの分子生物学的方法、Open field test、Radial 8-arms maze testなどの行動科学的方法を用いて実験を行った。その結果、生活環境を整えることで幼少期に身体抑制を経験したラットのストレス反応性を緩和できることが示唆された。
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自由記述の分野 |
小児歯科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果より、身体抑制が成長後の中枢神経系機能に影響することが示され、身体抑制具を用いる上での問題点のエビデンスとなり、小児歯科学・障害者歯科学の発展に大きく寄与するものである。また、中枢神経系機能への影響を緩和する方策の道筋も本研究により示されたので、今後、身体抑制のよる人体への影響を和らげる研究の発展が期待される。
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