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2022 年度 研究成果報告書

女子学生の加熱式タバコの実態、コチニン指標の受動喫煙および口腔内所見の前向き研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K10436
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57080:社会系歯学関連
研究機関愛知学院大学短期大学部

研究代表者

稲垣 幸司  愛知学院大学短期大学部, その他部局等, 教授 (50211058)

研究分担者 犬飼 順子  愛知学院大学短期大学部, その他部局等, 教授 (40319190)
高阪 利美  愛知学院大学短期大学部, その他部局等, 教授 (90446188)
増田 麻里  愛知学院大学短期大学部, その他部局等, 助教 (30829312)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード歯科衛生学生 / 歯科衛生士 / 喫煙 / 受動喫煙 / 加熱式タバコ / 禁煙支援 / 社会的ニコチン依存度 / 歯肉メラニン色素沈着
研究成果の概要

歯科衛生士をめざす学生211名の紙巻きタバコと加熱式タバコ(HTP)喫煙状況,HTPの認識度,加濃式社会的ニコチン依存度調査票(KTSND),コチニン指標の受動喫煙曝露,歯肉炎症および歯肉メラニン色素沈着を評価した.喫煙者はなかったが,HTP喫煙者が1名であった.KTSND中央値は9.0,喫煙状況別のKTSND中央値は,喫煙未経験者9.0,試し喫煙者13.0,前喫煙者16.0の順に,受動喫煙曝露の有無別KTSND中央値は,非曝露群8.0,曝露群10.0の順に高くなった.尿中コチニン濃度高値者は,受動喫煙曝露の有無だけではなく,KTSND,歯肉メラニン色素沈着にも関連があることが判明した.

自由記述の分野

歯周病学

研究成果の学術的意義や社会的意義

歯科衛生学生に対して,尿中コチニン濃度を用いた受動喫煙判定を行い,口唇と歯肉メラニン色素沈着や歯肉炎症所見との関係だけでなく,受動喫煙関連疾患との関係についても断面的だけでなく,前向きにも評価,検討する意義は大きい.学生時から吸わない,タバコに関する意識を高めていくことが,歯科衛生士として積極的に禁煙支援に関わっていくために必須である.

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公開日: 2024-01-30  

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