研究課題
今年度は臨床試験を開始するためのプロトコルの確定、神奈川歯科大学および横浜市立大学倫理委員会への研究計画書の申請と承認、横浜市立大学附属病院口腔外科における診療願の申請と承認を行い、臨床試験を行うための環境を整えた。また神奈川歯科大学医科歯科連携センターにおいて、歯周病患者の腸内細菌と口腔内細菌のプレ試験を行い、次年度からの本試験の準備を行った。さらに継続して行っているNASHと歯周病の関係を検討するヒト試験のデータをまとめ、論文として公表した。
3: やや遅れている
今年度は臨床試験を開始するまでのプロトコル確定とプレ試験、研究計画書の神奈川歯科大学および横浜市立大学倫理委員会申請とその承認に時間がかかり、臨床試験を開始することができなかった。また3月からは新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、臨床試験を開始することができなくなったため。
今年度、臨床試験を開始する準備は全て整えることができた。次年度新型コロナウイルス感染状況が落ち着き、横浜市立大学での臨床試験開始が許可され次第、非アルコール性脂肪性肝炎由来肝がん患者の歯周病検査と唾液および糞便の採取を行う。
今年度は実際に臨床試験を行い、NASH由来肝がんの患者の歯周病のデータや唾液や糞便のサンプリングを行うことができなかったため。今年度は臨床試験を行う準備は完了したため、次年度は被験者からのデータ採取を行う。その際の口腔内細菌と腸内細菌のメタゲノム解析費用として使用する。
すべて 2020 2019
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 3件)
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