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2020 年度 実施状況報告書

高病原性口腔細菌による好酸球性食道炎の発症・悪化メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K10463
研究機関島根大学

研究代表者

新林 友美  島根大学, 医学部, 技術専門職員 (50529675)

研究分担者 臼田 春樹  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (30707667)
石原 俊治  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (80263531)
和田 孝一郎  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (90263467)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード好酸球性食道炎 / 口腔内細菌叢
研究実績の概要

好酸球性食道炎 (EoE) の患者と健常者をリクルートし、口腔洗浄液を細菌サンプルとして細菌ゲノムを次世代シーケンサーを用いて解析した. chao1を指標として菌叢全体の差を検討したところ、両群間で有意な差が認められた。個別の細菌についてはveilonella、Porphyromonas、Mannhemia属の割合がEoE群で有意に高い結果が得られた.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

次世代シーケンサーを用いた検討を行うことによってEoE患者と健常者の菌叢の違いを評価することができた。昨年度に行った細菌特異的なプライマーを用いた検討結果とあわせて、EoE患者における口腔内細菌の保菌状況を評価することが十分にできたことから検討は順調進んでいると思われる.

今後の研究の推進方策

本年度コロナウイルス感染の影響もあり、来年度に健常者のリクルートがもう少し必要である。そのサンプルを加えてさらに解析を行う予定である.

次年度使用額が生じた理由

被験者をより増やして次世代シーケンサーの検討を行う必要性が生じたことから、本年度のシーケンサー解析の頻度を抑えた.そのために来年度に繰り越し分が生じた.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 好酸球性食道炎患者における公病原性口腔内細菌の保菌についての検討2020

    • 著者名/発表者名
      臼田春樹、田中徹也、岡本貴行、和田孝一郎
    • 学会等名
      第93回日本薬理学会年会

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公開日: 2021-12-27  

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